2回目の精液検査を受けに、再び泌尿器科を訪れました。
今度こそは、精子が見えるだろう。
そう信じて検査結果を待ちました。
待ち時間の間もずっと2人で検索してました。
精液検査 精子見つからない
精子見つからなかったが見つかった
等々、今思うと希望が欲しかったのかもしれません。
また1時間程度待ち、診察室に呼ばれました。
先生:〇〇さん、結果から申し上げますと、ご主人の精液の中には、精子が見つかりませんでした。よろしければ、こちらをご覧になってください。
そう言われ、向かった先は顕微鏡?のような機械だった。
先生:最新鋭の検査機械にもかけてみましたが、覗いてみてください。残念ながら1匹も見当たりません。
……………………本当だ。
先生:わからないかと思いますので、こちらも覗いてみてください。平均的な精液のサンプルです。
覗くと、小さなオタマジャクシのような物がウジャウジャ(表記汚くてすみません。)泳いでいるのが見えた。
先生:気持ちがすぐに切り替わらないかもしれませんがお話ししますね。ご主人は無精子症という病気です。原因は人により様々ですが、無精子症には2種類あって〜。
- 閉塞性無精子症
精子が出る通り道に何か原因があり、中に精子があるのにも関わらず上手く精子を外に出せない病気。無精子症全体の2割。
- 非閉塞性無精子症
精子が出る通り道には問題がなく、身体のどこかに原因があり、精子が出てこない病気。体内で精子が作られていない可能性もある。無精子症全体の8割。
と、ざっと説明をされました。
先生:閉塞性無精子症の場合は、手術すれば精子がでてくるようになるので、自然妊娠が可能になることもあります。ただ非閉塞性無精子症の場合は、体内に精子がない可能性もあるので、まずはご主人がどちらに当たるのか調べてみましょう。同時に遺伝子検査もしましょう。
と、言われその日は病院を後にしました。
先日2人で泣きまくったので、それこそ涙はでませんでしたが…何とも言えないこの気持ちをどうしようかと考えていました。
帰宅してからも再び検索です。
次回はどちらの無精子症かわかる…あと遺伝子検査の結果も。
2割の方に入ってますように。
*次に続きます*